ROCKET BOOKS


ROCKET BOOKS は、『VOGUE JAPAN』や『BRUTUS』など雑誌のアートディレクションを
手掛けるデザイン集団CAPと、ファッションとカルチャーを中心に広告制作や雑誌&書籍の編集制作を手掛けるクリエイティブ集団RCKT/Rocket Company*が立ち上げた出版レーベル。最新ラインナップをご紹介します

The tent boxing

写真家の須磨 謙氏が、1990年代半ばのオーストラリアで撮影した「テントボクシング」のドキュメントフォトをまとめた写真集。

「テントボクシング」とは、1960年代頃まで、オーストラリアの町や村で盛んに行われていた興業イベント。サーカス団のように、ボクサーを抱えた一座がテントとともにオーストラリア全土を周り、現地で対戦相手を募って力自慢を競います。撮影された1990年代半ばの時点では、被写体となった「フレッド・ブロディーズ・ボクシング一座」が、オーストラリア最後のテントボクシング一座だったと思われ、この文化は既になくなってしまったようです。
野蛮さのなかにひそむ人の温かさが、ノスタルジックな風情にのって立ち現れる写真。登場人物の特異な人間性を伝えているのはもとより、ファッション的にも強い興味を引くものです。

365×280mm・96ページ
定価:3,800 円(消費税込3,990 円)
ISBN:978-4-904921-18-0

森をさがす

若手女性写真家・林田摂子が切り取る、北欧の自然と人。何気ない風景から感情と言葉があふれる叙情的な作品集。

“ささやかな風景に隠された一瞬をそっとすくい上げる写真たちは、言葉を超えた物語が映し出されている”(小川洋子/小説家)本書帯より 写真家・林田摂子がヨーロッパを旅するなかで偶然出会った、森で暮らす家族。彼ら過ごした美しい時間と、妖精が棲むと言われる森の風景……。「そこで何か大切なものを受け取った気がする」と語る彼女が切り取る、叙情的な初作品集。

A4 サイズ・96 ページ
定価:3,800 円(消費税込3,990 円)
ISBN:978-4-903938-04-2

ROCKET02

2008 年10 月~2010 年1月にROCKETで開催された34 のエキシビション風景とスタッフメモで構成した一冊。

原宿の一軒家から次々に発信される新感覚アート。34組のアーティストのエキシビションが1冊に。
同潤会青山アパートでギャラリーとして始まったROCKETが、現在の原宿・神宮前で再スタートした2008年10月から2010年1月までのエキシビションを写真家・榎本佳嗣が撮影し、1冊にまとめた『ROCKET02』。ROCKETというスペースを使って、写真やイラストから植物、ファッション、食にいたるまで、アートという枠には納まりきらない多彩な企画内容をまとめて楽しむことができる本書。手作業で製本した段ボールカバーは、16種類のデザインをランダムに組み合わせたもの。ROCKETが目指す新しい解釈のアートを感じてください。
※手作業の製本のため、仕上りに個体差があります。それも含めてお楽しみいただけると幸いです。また表紙のデザインは選べません。ご了承ください。

B5 変形サイズ・112 ページ・日本語
定価:1,000 円(消費税込1,050 円)
ISBN:978-4-903938-05-9

TOKYO NATURAL FANTASY

世界中から注目を集める気鋭の写真家ピーター・サザーランドが、初めて〈東京〉という都市を撮り下ろした作品集。

世界中から注目を集める気鋭の写真家ピーター・サザーランドの、新境地を切り開く作品集『TOKYO NATURAL FANTASY』が6月より発行されます。スティーブン・ショアやナン・ゴールディンに始まりマーク・ボスウィックに受け継がれたストリート(スナップ)フォトグラフィーの系譜。その次代を担うと言われているピーター・サザーランドが、初めて〈東京〉という都市を撮り下ろした一冊。昨冬の来日時に見て感じた<東京>を、自身の感性で編集した本作は、普段見慣れた東京とはうって変わった別の姿を私たちに見せてくれます。

http://www.petersutherland.net

A4 サイズ・80 ページ・日本語/英語
定価:3,900 円(消費税込4,095 円)
ISBN:978-4-903938-03-5

CAP すべてのCAPスタッフへ、そしてキャップをかぶるボクのこと

CAPを主宰する藤本やすしが初めて書き下ろした、エディトリアルデザインへの思いが詰まった半自伝的な一冊。

『VOGUE JAPAN』や『BRUTUS』など数々の雑誌デザインを手掛けるデザイン集団CAPを主宰する藤本やすしが書き下ろした半自伝的な一冊。1970年代の『太陽』編集部から始まり、肉屋の2階の小さな事務所での日々、雑誌丸ごとのデザイン提案、青山へのオフィス移転、ラフォーレ原宿のプレゼン参加、ギャラリーROCKETのオープン、NYでのファッション撮影と話は続きます。彼の人生に登場した伝説の人々、横尾忠則、村上春樹、糸井重里、ファビアン バロン、デビッド カーソン、M/M(Paris)などとの、ここだけで語られるエピソードも必読。また、所有する膨大なキャップコレクションから厳選したキャップ写真や、自身の撮影によるスナップ写真で構成したヴィジュアルページも必見です。

B5 変形サイズ・164 ページ・日本語
定価:600 円(消費税込630 円)
ISBN:978-4-903938-01-1

TOKYO EDIT

隈研吾、箭内道彦、みうらじゅん、蜷川実花、大宮エリーなど、総勢150名のクリエイターが読み解く東京ガイドブック。

世界最強都市(!?)東京の現在が感じられる新しいカタチのガイドブック『TOKYO EDIT #1』は、全500ページの大ボリューム。こんなの分厚くて持ち歩けない……と思ったあなたも、手に取ればきっと共鳴できるはず。箭内道彦、みうらじゅん、菊地成孔らが東京を語り尽くすロングインタビュー、加賀美健、金玖美、キムソンヘ、浅田政志ほか18組の気鋭アーティストによるヴィジュアルページ、そして、服部一成、蜷川実花、テイトウワ、大宮エリー、宇多丸、浜田ブリトニーほか121名が思い思いの東京ベスト3を紹介するページなど……。詰め込み過ぎなくらいの充実感。総勢150名のクリエイターが放つ東京観。その多様さこそが東京の面白みであり強みだと断言できます。

B5 変形サイズ・500 ページ・日本語/英語
定価:2,009 円(消費税込2,109 円)
ISBN:978-4-903938-02-8

ROCKET BOOKS

ROCKET BOOKS は、『VOGUE JAPAN』や『BRUTUS』など雑誌のアートディレクションを
手掛けるデザイン集団CAPと、ファッションとカルチャーを中心に広告制作や雑誌&書籍の編集制作を手掛けるクリエイティブ集団RCKT/Rocket Company*が立ち上げた出版レーベル。最新ラインナップをご紹介します。

ROCKET ALL ABOUT ROCKET 1996-2007

ROCKET ALL ABOUT ROCKET 1996-2007

1996年に表参道でスタートしたギャラリーROCKETのアーカイブと、約2年間発行していたフリーペーパーをまとめました。

 

1996年、「アートを気軽に楽しむ」をコンセプトに、表参道にあった同潤会青山アパートの一室でスタートした Gallery ROCKET。9年弱の活動を経て2005年に休廊した後、その活動を引き継ぎ2007年春までフリーマガジ ンという形で発表したものを再編集した書籍です。約50名の アーティストがそれぞれの作品紹介に加え、自らがコーディネートしたアートのある空間の写真や、自身が撮影したプ ライベート写真とインタビューを収録。作品を楽しむだけでなくアーティストの素顔も垣間見れる読み応えのある一冊 となっています。さらに、スタート以来、300以上のエキシビジョン、のべ750のアーティストが関わってきたGallery ROCKETの歴史を振り返るアーカイブも掲載。

A4 サイズ・240 ページ・日本語
定価:2,700 円(消費税込2,835 円)
ISBN:978-4-903938-00-4